ヨドコウ迎賓館と芦屋の街並み







−"青春18"芦屋の旅−2000/12/24



 2度目の青春18切符を利用した普通列車の旅。今回は芦屋・ヨドコウ迎賓館(重要文化財・旧山邑家住宅)へ。
 フランク・ロイド・ライトが設計したこの旧・山邑邸は、阪急芦屋川駅から芦屋川に沿ってしばらく歩いた小高い丘の上にあります。深い雑木林に囲まれた大谷石とコンクリート打ち放しの外観は、遠目にもその瀟洒な存在感が感じられます。明治村に移築された帝国ホテルとほぼ同時期に造られたというこの邸宅には、帝国ホテルと同様なモチーフの照明台座などが用いられ、大変似通った雰囲気が感じられます。屋内は残念ながら撮影禁止となっていましたので、ここでは紹介しませんが、細かくデザインが施された明かり採りや石造りの暖炉、すっきりと幾何学的な家具など、さすがのデザインでした。ところで、明治村の帝国ホテルは確か何分の一かのミニチュア復元だったかと思いましたが、この邸宅もスケール観がほとんど同じように小さい。手が届きそうな天井、思わずヘディングしたくなる吊り下げボール照明など、ここに住んでいた方の背が低かったのでしょうか。4階建てのはずですが、全体的にも低く見えます。パンフレットによれば阪神淡路大震災での被害も少なくなかったとのこと、こうして往時のままの姿を見せていることを本当に良かったと思います。

 小一時間もゆっくりした後、芦屋川を渡って山手に向かって歩いてみました。先に歩いた田園調布と同様、立派な建築物や洋館、また分譲住宅など、様々な住宅が見られますが、計画的に開発されていない分、こちらの方がやや雑然とした感じがします。しかし緑豊かな傾斜地に点在する住宅地というのは、その立地だけでも高級住宅地となる要件を有しているのでしょうか。多くの外車と行き違いました。
 しばらく歩いた後、JR芦屋駅まで戻り、新大阪から北大阪急行・千里中央駅を経て大阪モノレールに乗って、万博記念公園へ。そこでしばし子供とともにエキスポランドで遊んび(他のメンバーは国立民族博物館へ行って感動してきたようですが)、帰りにクリスマスの飾り付けも美しい京都駅へ寄ってから帰りました。楽しい1日、また来年も続けたいですね。




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