近県を巡る
海の博物館(三重県)


(1999.5)
 99年のGWは伊勢志摩まで足を伸ばし、キャンプと志摩スペイン村を楽しんできましたが、その帰り道、前々から一度行きたいと思っていた「海の博物館」へ寄ってきました。内藤廣設計、93年日本建築学会賞(作品部門)受賞。全体は木造アーチによる大空間から成る展示A棟、展示B棟に、RCアーチの収蔵庫。それに体験学習棟、研究棟(一部フォト・ギャラリーとして開放)が加わり、17,896m2の敷地に4817m2の建物群が並んでいます。展示は、<1.日本列島人は海の民−海民の伝統−><2.SOS 海 みんなで守ろう−海の汚染−><3.神様もご先祖様も海の彼方−海民の信仰と祭−><4.そこは豊かな漁場だった−伊勢湾の漁−><5.魚と漁師のちえくらべ−志摩・熊野の漁−><6.もぐりつづけて1万年−志摩の海女−><7.消えていく木造舟の技術−木造舟と航海−>と、広範に及び、それぞれ舟や漁具を始め、信仰の具に至るまで多方面から実物資料が集められ、また模型やディスプレイも工夫され、見て楽しい展示が館内いっぱいに繰り広げられています。

 正門外観

 展示A棟 内部

収蔵庫棟エントランス 

 中庭と展示B棟

博物館から見える浦村大吉浦 

 船の開設・運営は(財)東海水産科学協会。県や市などの公的団体でなく、こうした一団体でここまで充実した展示がされていることには目を見張ります。体験学習棟では当日、海藻おしばづくり体験講座が催され、家族で1時間余り楽しんできました。またイベントとして「鰹節削り大会」も開催され(10gを削って、より近い人が優勝)、見事うちの娘は2位(あんたはえらい!生節を始め、賞品をどうもありがとうございました。)。こうした楽しい企画も行われ、ゆったりとした時間を過ごすことができるのも、いいですね。パールロードの素晴らしい景観と併せ、GWの最後の日にいい時を過ごさせていただきました。




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