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三重県関町 ウォッチング

(96/01/29)
三重県の関町へ行ってきました。関といえば、伝統的建造物群保存地区に指定されています。今回は、家族連れで、観光気分で行ってきましたので、専門的なものでもないですが、気分だけ味わってください。
はじめて関の町並みを見た印象は、とにかく大変長い距離に渡って、大変良く、また多くの建物が残っているな、と感心しました。これは馬篭や妻篭以上と思いました。先年、同じ伝建地区で福島の大内宿や青森県の弘前市などにも行きましたが、それ以上だとも思いました。ここまで残ったのも、区域内に店舗が少なかったこと、亀山や鈴鹿など近隣にそこそこの町があり生活には困らなかったこと、もちろん道路がはずれて走ったことが大きいのですが、そんなことが要因かなと思いました。
また土産物屋と飲食店が少ないですね。土産物屋然としているのは文化センター位で、うちの妻なんか、八百屋で白菜と葱を格安で買ってきて、これをおみやげにしていました。あと、「関の戸」も買ったかな。これは上品でおいしいお菓子です。ご主人が芸術家然として、「何があるんですか」と聞いたら「関の戸といいまして・・・」という応対が面白かったです。
ちょうどお昼時だったので、食事のできる所を探したんですが、ほとんどありません。唯一と言っていい「山石」さんというレストランで食事をしましたが、ここも保存改修した建物をそのまま使っていて、雰囲気を出していました。ただし、食事の出てくるのに時間がかかるのにはまいった。おいしかったですけどね。
屋根にはけっこう雪が残っていて、ときどきどさっと雪が落ちてきます。また所々注意といった黄色い札がぶらさげてあって、古いものはかなり朽ちかけているものもありました。でも多くの建物は「昭和○年 国費・県費補助 改修建物」という真鍮のプレートがついていて、もう長く手が入っている様子が伺えました。各建物は、よく見ると2階の軒下や窓の形、格子の巾など、それぞれ特色があり、またいちいち木札で解説が付けられていましたが、こうしたことを調べていくのも楽しいだろうなあ、と思いつつ次々と見せてもらいました。あえて、説明は省きます。その実力もないので。
まちなみ資料館には、食事前と食事後と2回もおじゃまし、おばさんと話をさせていただきました。
通りには、手桶づくりや鍛冶屋さんなど、特徴のある職人さんも多く店を構え、そうした外向けでない、しかし時間が止まっているかと錯覚させるような町並みというのはとっても楽しかったです。
最後に町役場の駐車場で、雪を片手にひとしきり遊んで帰ってきました。