一色町の住宅マスタープラン  

一色町駅舎


(98/11/ 7)
 愛知県の地図を見ると、蟹の足のように突き出た2本の半島の間がぷっくりとふくらんで垂れ下がっているのが確認できると思います。2本の足の付け根を結んで貫くJR東海道線と名鉄本線。三大都市圏の一つといわれる愛知県でも、この幹線から外れれば外れるほど、都市的な雰囲気から遠ざかっていきます。そんな垂れ下がった曲線がもっとも重く弧を描く辺りにあるのが愛知県一色町。かつては漁業と塩田で栄えましたが、今は鰻の養殖が日本一。さらには海老せんべいの生産も日本一を誇るものの、中心商店街はかつてほどの賑わいはなく、名鉄西尾線吉良吉田駅から乗り継ぐレールバスで降り立った駅舎と駅前の通りは非常に寂しいものがあります。横這いだった人口も最近は下降気味。そんな状況の中で、平成10年度、住宅マスタープランの策定作業が進められています。
 実は、この一色町では昨年度から、市街化区域内農地の宅地化をめざして、区画整理に向けたまちづくり活動が、(株)連空間設計のコンサルタントにより進められており、10年度の住宅マスタープランもこのまちづくり支援がもっとも中心的な課題であり、町全体の住宅施策を整理する中で、この一色北部地区をどう位置づけ支援していくかを主に検討していくこととしていました。しかし町の住宅・宅地に関わる現状と課題を整理していくうちに、定住促進と人口増加を中心課題に据えるものの、加えて高齢化の進展や密集市街地・狭隘道路の問題、さらには老朽化した町営住宅などの数多くの課題が明らかになってきました。
 先日(98/10/30)は町の3回目の住宅マスタープラン検討委員会に出席させていただいたのですが、これに先立つ第2回の委員会で、町内の住宅地の視察調査を行ったこともあり、具体的で熱心な討議が行われました。内容については検討途中ということもあり、ここで公表することはできませんが、今後のまとめが大変楽しみです。



「一色北部のまちづくり」については、(株)連空間設計のホームページをごらんください。



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